10/13/2014

fermented soybeans "Natto" 納豆の作り方

オハイオに引っ越して来て困ったこと、日系スーパーが・・・・・。と言う事で、納豆を作ることにした。今までも納豆を作ってみたいと思っていたものの、カリフォルニアの日系スーパーには日本の各種納豆、アメリカ産オーガニック納豆までが販売されているため、わざわざ作る必要がなかった。が今は、、、必要に迫られての納豆作り。

大豆はオーガニックスーパーで量り売りの物を購入。もちろんオーガニックのNon-GMO(非遺伝子組換え)、500グラムの大豆を使用し納豆作り開始。

必要な材料は豆と納豆菌。市販の納豆を納豆種菌として使用することも出来るし、白い粉の納豆菌の使用でも可。どちらでも納豆は上手く出来上がる。市販納豆の大豆の出所やNon-GMO等が気になる方は納豆菌を使用するのが良いでしょう。納豆菌はNatural Import Companyから購入。ここでは塩麹作り用に乾燥玄米麹も購入できます。

作り方:

1)大豆をよく洗い24時間水に浸す。豆が倍くらいの大きさになる。
2)豆がかぶる量の水を入れ鍋で6時間煮る。水が減るので随時水を足す。
3)指で豆をつまむと軽くつぶれる程度の柔らかさまで煮る。
4)煮豆の水を切り容器に移す。
5)暑いうちに納豆菌(付属のスプーン:耳かきサイズに山盛り1杯)を大さじ1のお湯で溶き煮豆に振りかける。市販納豆を納豆種菌として使用する場合は1/4パック分を大さじ2の湯で溶き納豆ごと煮豆に振りかける。
6)アイスボックスの中に熱湯を入れたボトルを下の写真のようにセットする。
7)ボトル横に熱湯を入れたカップを置く(納豆を乾燥させないため)


8)ボトルの上に納豆を置きホイルを被せ、その上に温度計を置く。
9)アイスボックスの蓋をし、容器の中の温度を42度くらいにする。熱湯2本のボトルをセットすると数時間は42度くらいを維持しながら発酵させることができる。
10)6時間ぐらい毎にお湯を取り替え42度を維持しながら発酵を続ける。


11)24時間で発酵完了。大豆にうっすらと白い膜が張り糸を引く納豆が出来上がる。


12)被せたホイルから水分が豆に落ちないよう気をつけて外し、楊枝で数箇所穴を空けた新しいホイルを被せなおす。
13)豆が常温になったら冷蔵庫へ。1日冷蔵庫の中で寝かせることにより納豆は熟成し風味を増す。


14)24時間後、冷蔵庫から取り出し好みの量に仕分ける。保存用は冷凍庫へ。

出来上がった納豆は市販の物よりは匂いが薄い気がするが、十分に糸を引く美味しい納豆に出来上がる。上の写真の容器(市販のアメリカ産オーガニック納豆が入っていた容器)に15個分はできるので数個は冷蔵庫で、残りは冷凍庫で保存。

オーガニック納豆は1パック$3以上するので、自家製納豆のコストパフォーマンスはとても良い!納豆作り、チャレンジしてみませんか。



追記:大豆を炊飯器で炊く場合はヒタヒタ強の水で普通に炊飯。炊き終ったら更にもう一度水を足して炊飯。計2回炊飯器で炊いて柔らかくなった。鍋で6時間煮るよりも時間は短縮できるが、炊飯器から煮汁が噴出し、炊飯器の中も外も煮汁がこびり付いてしまった。片付けはそれはそれは大変、炊飯器洗いに30分はかかったかも。後片付けが苦にならない方は是非とも”炊飯器で大豆を炊く”をお試しください(^^)

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